もんじゃは自分で焼くもの、と思っている方に先に伝えておくと、この店はスタッフが焼いてくれます。吉祥寺本町の「月島もんじゃ もへじ 吉祥寺」で、明太子もちもんじゃと、いかの丸焼き(肝醤油)を頼みました。
- 頼んだ明太子もちもんじゃといかの丸焼き(肝醤油)と、レシートの価格
- もんじゃ焼きとお好み焼きはスタッフが焼く、という店の仕組み
- メニューに載っていた店主の言葉。豊洲の水産仲卸から魚介を仕入れる
- お通し代など、行く前に知っておきたいこと


店の名前は店先の看板のとおりです。吉祥寺店だけの公式サイトは見当たらないので、店の情報は店頭の表示と食べログの掲載で書いています。
明太子もちもんじゃ

店先の看板で名物として出ているもんじゃです。レシートの価格は2,068円(税込)でした。
写真は鉄板の上で焼いている途中のものです。生地が鉄板いっぱいに薄く広がっています。
いかの丸焼き(肝醤油)


季節のおすすめのメニューに載っていた品で、レシートの価格は1,738円(税込)でした。
1枚目が鉄板の上、2枚目が取り分けたあとです。皿には輪切りと足が盛られ、オレンジ色のものが添えてあります。切り分けて出てくるので、2人以上で行ったときに分けやすい一皿です。季節のおすすめは入れ替わるので、次に行ったときに同じ品があるとは限りません。
焼くのはスタッフ
店先の看板とメニューには、もんじゃ焼きとお好み焼きはスタッフが焼くと書かれています。希望する客にはスタッフが順番に焼くため、時間がかかる場合があるという断り書きもありました。
自分で焼くのがもんじゃの楽しみ、という人には少し物足りないかもしれません。土手が崩れて生地が流れ出した経験がある人なら、任せられる安心のほうが大きいと思います。混んでいる時間は順番待ちになるので、急いでいる日には向かない店です。
メニューに載っていた店主の言葉によると、創業店主の家業は明治4年創業の豊洲市場の水産仲卸で、そこから魚介を仕入れているそうです。もんじゃの出汁は、かつお荒節、まぐろ節、あご煮干しなどの魚介と鶏がら、香味野菜を合わせて炊いているとのこと。どちらもメニューの文章の範囲です。Rettyの紹介には「明治4年創業の築地の魚店が母体」とあり、市場の名前が違います。築地市場はいまの豊洲市場に移っているので、書かれた時期の違いかもしれませんが、確かなところは店で聞いてみてください。
もんじゃ焼きと月島の歩み
月島もんじゃ振興会協同組合の公式サイトによると、もんじゃ焼きは「文字焼き」を由来とし、東京の下町で明治中期から発展してきた食べものです。今では下町の食文化を代表するジャンルの一つとされています。
同じ説明では、昭和30年代にはわずか4軒だったもんじゃ焼店が、平成に入る頃から急に増えました。平成9年4月には、月島の半径500mほどの商店街(通称 もんじゃストリート)に集まる28店の店主によって、月島もんじゃ振興会が任意団体として発足しています。平成12年12月の地下鉄大江戸線の開通で行き来しやすくなり、平成14年9月に協同組合になりました。
| 年 | できごと |
|---|---|
| 明治中期 | 「文字焼き」を由来とするもんじゃ焼きが、東京の下町で発展しはじめる |
| 昭和30年代 | もんじゃ焼店はわずか4軒 |
| 平成に入る頃 | もんじゃ焼店が急増する |
| 平成9年4月 | 月島の商店街(通称 もんじゃストリート)の28店の店主が集まり、月島もんじゃ振興会(任意団体)が発足 |
| 平成12年12月 | 地下鉄大江戸線が開通。振興会によると、個店の売上は約2割近く増えた |
| 平成14年9月 | 構成員が47人に増え、協同組合になる |
| 令和元年6月 | 加盟店舗数54店舗(加盟社34社) |
昭和30年代に4軒だったもんじゃ焼店が、令和元年には振興会の加盟店だけで54店舗。この店が名前に掲げる「月島もんじゃ」は、それだけ店の集まった土地の名前です。
基本の焼き方(振興会の案内)
振興会の公式サイトでは、一般的な焼き方を案内しています。生地は小麦粉、ソース、だしを混ぜたもので、具はキャベツ、切りいか、あげ玉、桜えびに、お好みの具を加えます。キャベツを粗めの短冊切りにするのが月島もんじゃの特徴だそうです。
- 鉄板に油をひき、具を先に乗せて、へらで細かく切りながら炒めます。こうすると全体がくっつきやすくなり、キャベツの甘みが出るとされています。
- キャベツがしんなりしたら、丸くドーナツ状に整えて土手を作ります。
- 土手の真ん中に生地を流し入れます。
- とろみがついたら、切りながら土手と混ぜます。
- 全体に広げ、表面がぷつぷつしてきたら、お好みで青のりをかけます。
- 小さいはがしで焦がしながら食べます。
振興会の案内にも、できなくても店員さんが焼いてくれるとあります。この店では店先の看板とメニューにスタッフが焼くと書かれているので、手順を覚えていなくても任せられます。振興会の案内では生地にだしを混ぜますが、この店の出汁はメニューの店主の言葉によると魚介と鶏がらを合わせて炊いたものです。
お通しと価格、行く前に知っておくこと
メニューには、17時以降はお通し代として1人380円(税込418円)がかかると書かれていました。もんじゃは看板の明太子もちもんじゃ(1,880円、税込2,068円)のほか、何も入れない素もんじゃ(880円、税込968円)もあります。いかの丸焼き(肝醤油)は季節のおすすめに載っていた品で、1,580円(税込1,738円)でした。
たとえば2人で夜に行って、明太子もちもんじゃを1枚、いかを1皿、お通しが2人分だと、合計で4,642円。1人あたり2,300円ほどです。飲み物を頼めばそのぶん増えますが、17時以降のお通し代は先に頭に入れておくと安心です。
| 品名 | 税抜 | 税込 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 明太子もちもんじゃ | 1,880円 | 2,068円 | 今回注文。看板のもんじゃ |
| いかの丸焼き(肝醤油) | 1,580円 | 1,738円 | 今回注文。季節のおすすめ |
| 素もんじゃ | 880円 | 968円 | メニューに掲載(今回は注文していません) |
| お通し | 380円 | 418円 | 17時以降、1人あたり |
価格は来店時に店内のメニューとレシートで見たものです。季節のおすすめは時期によって入れ替わります。今の価格は店に確かめてください。
店の情報
- 店名: 月島もんじゃ もへじ 吉祥寺(店先の看板と食べログの表記)
- ジャンル: もんじゃ焼き・お好み焼き・鉄板焼き
- 住所: 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-9(来店時の表示、食べログの掲載。1〜3階)
- アクセス: 吉祥寺駅から徒歩2分(食べログの掲載)
- 電話: 0422-27-1900(来店時の表示、食べログの掲載)
- お通し: 17時以降 380円(税込418円)(来店時のメニューによる)
- 支払い: QRコード決済で支払えた(レシートの記載)。食べログの掲載ではカードと電子マネーも可
- 席: 156席、予約可(食べログの掲載)
- 営業時間・定休日: 公式の発信が見当たらないので載せていません。行く前に店へ電話で確かめてください
聞かれそうなこと
もんじゃは自分で焼くのですか
店先の看板とメニューに、スタッフがもんじゃ焼きとお好み焼きを焼くと書かれています。混んでいるときは順番になるため、時間がかかることがあります。
お通し代はかかりますか
来店時のメニューには、17時以降はお通し代として380円(税込418円)がかかると書かれていました。
看板メニューは何ですか
店先の看板では「明太子もちもんじゃ」を名物として紹介しています。メニューでの価格は1,880円(税込2,068円)でした。
魚介にこだわりはありますか
メニューに載っていた店主の言葉によると、創業店主の家業である明治4年創業の豊洲市場の水産仲卸から魚介を仕入れています。Rettyの紹介では「築地の魚店」と書かれているので、気になる方は店で聞いてみてください。
もんじゃ焼きの名前の由来は
月島もんじゃ振興会協同組合の公式サイトでは、もんじゃ焼きは「文字焼き」を由来とすると説明しています。
出典
- 住所・電話番号・お通し代・メニューと価格・店主の言葉(仕入れと出汁): 来店時に撮影した店内のメニューと店先の看板
- 住所・電話番号・徒歩2分・席・予約・支払い: 食べログ「月島もんじゃ もへじ 吉祥寺」 https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13301663/ (確認日2026-11-03)
- 「明治4年創業の築地の魚店が母体」: Retty https://retty.me/theme/200270376/ (確認日2026-11-03)
- 注文した品の名前と価格・支払い方法: 店が発行したレシート
- もんじゃ焼きの成り立ちと振興会の歩み: 月島もんじゃ振興会協同組合 公式サイト「振興会の歴史」https://monja.gr.jp/information/(確認日2026-11-03)
- 基本の焼き方: 月島もんじゃ振興会協同組合 公式サイト「月島もんじゃの動画」の焼き方解説https://monja.gr.jp/way/(確認日2026-11-03)
- 振興会の案内: 月島もんじゃ振興会協同組合 公式サイト「振興会のご案内」https://monja.gr.jp/about/(確認日2026-11-03)
写真は実際に注文したときのものです。メニューの内容と価格は変わることがあります。
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