中野でB級グルメを探すなら、歩きはじめは駅の北口で十分です。歩いて5分ほどのところに中野ブロードウェイがあり、公式サイトによると1966年(昭和41年)に開業した商業と住宅の複合ビルで、地下1階から4階まで5つのフロアがあります。
このビルと駅のあいだ、それに周りの通りが出発点になります。どの店に入るかを決める前に、この街にどんな国籍の人が住んでいるかを数字で見ておくと、店の顔ぶれが少し違って見えてくるかもしれません。
食べたいものを先に、値段と量をその場で
中野で探すなら、ラーメンのほか、餃子、カレー、中華料理、アジア各国の料理と、ジャンルの幅を広めに見ておくと楽しめます。どれを食べたいかを大まかに決めておくと、候補が絞れます。
そのうえで、店頭のメニュー表で値段とご飯や麺の量を見てから入る。雰囲気だけで入ると、思ったより小盛りだった、ということが起こります。
一人でさっと済ませたいならカウンター中心の小さな店、何軒か食べ歩くなら店構えを見比べながら歩く。量を重視するなら量を売りにしている店を狙う。目的で探し方を変えると、同じ街でも違う店に当たります。
住民の国籍から見える中野
東京都総務局統計部の「外国人人口」(住民基本台帳による、令和8年7月1日現在)によると、中野区に住む外国籍の人は2万7,446人です。前年の同じ月より1,323人増えました。
| 国・地域 | 人数(中野区、令和8年7月1日現在) |
|---|---|
| 中国 | 9,274人 |
| ネパール | 4,199人 |
| 韓国 | 2,876人 |
| ベトナム | 2,191人 |
| ミャンマー | 1,871人 |
| 台湾 | 1,050人 |
| 米国 | 749人 |
| フィリピン | 601人 |
| インドネシア | 309人 |
| インド | 148人 |
統計に国名が載るのは都全体の上位10か国・地域で、ほかの国の人は「その他」に入ります。
都全体の順位は中国、韓国、ネパール、ベトナム、ミャンマーの順です。中野区では韓国よりネパールが上に来ます。隣の杉並区も同じ並びなので、このあたりの特徴の一つと言ってよさそうです。
住んでいる人の数が、そのまま店の数を示すわけではありません。それでも、ネパール料理やミャンマー料理の看板を見かけたときに、この表を思い出すと街の見え方が変わります。看板の文字が読めなくても、店頭のメニュー表示で料理の国や地域は分かることが多いので、歩きながら確かめてみてください。
ブロードウェイの中と、その周り
中野ブロードウェイの公式サイトは、このビルを「サブカルの聖地」と呼ばれる一方で、すべてがそれに染まっているわけではないと説明しています。開業時からの地域密着型の店と、サブカル志向の店が混在して共生している、というのが公式の言い方です。店舗カテゴリーには「飲食・食料品」の項目もあり、2026年11月3日の時点で30件が載っています。
ビルの中の店は、地下1階から4階まで階ごとに分かれています。上の階にも店があるので、目当ての店は階数まで確かめてから向かうと迷いません。
| 場所 | 手がかり |
|---|---|
| 中野ブロードウェイ(北口から徒歩5分) | 地下1階から4階。公式サイトのフロアマップで階を確かめられる |
| 駅とブロードウェイのあいだ | 目的の店の名前と階数、入口の位置を先に調べておく |
| 周辺の通り | 看板や店頭のメニュー表示で料理の国や地域を確かめながら歩く |
中野ブロードウェイには駐車場がないと公式サイトに書かれています。食べ歩きは電車で来て、歩いて回る前提で考えたほうが楽です。
支払いと値段の表示
キャッシュレスに対応する店もあれば、現金だけの店もあります。小さな個人店では決済手段が限られることがあるので、現金も少し持っておくと安心です。飲み物やトッピングが別料金の店では、会計が想定より膨らむこともあります。
値段の表示には法律の決まりがあります。消費税法第63条は、事業者が不特定かつ多数の人にあらかじめ価格を表示するときは、消費税額と地方消費税額を含めた価格を表示しなければならないと定めています。メニューの価格は税込みが原則です。消費税の納税を免除されている免税事業者は、この義務の対象から外れています。
表示が分かりにくいときは、注文前に聞けば済みます。一言聞いておくだけで、会計のときに慌てずに済みます。
歩いていて困る場面
- 人気店は行列ができやすい。ピークの時間帯を外すと待ち時間を減らしやすい
- 小さな店は満席になりやすい。大人数で行くなら先に電話で確かめる
- 目当ての店の階数を調べずに向かい、ビルの中で探し回る
- 雰囲気だけで入って、値段と量が想像と違った
中野を歩く前に聞いておきたいこと
一人でも入りやすい店はどう見分ければよいですか
カウンター席が中心の小さな店は、一人でも入りやすいと思います。席の構成は店頭や店の案内で確かめられます。
どのエリアから回るのがおすすめですか
ジャンルが決まっていないなら、駅北口から中野ブロードウェイ(徒歩5分)へ向かい、ビルの中と周辺の通りを歩く順序が回りやすいです。ビルの階ごとの店は公式サイトのフロアマップで確かめられます。
深夜まで営業している店は多いですか
遅くまで営業する店もありますが、営業時間は店によって差があります。公式の案内で確かめてから向かってください。
予算の目安はどのくらいですか
店とジャンルによって幅があり、公的な統計で示せる相場は見当たりません。店頭のメニュー表で税込みの価格を確かめて選ぶのが確実です。
多国籍料理の店を探すコツはありますか
看板や店頭のメニュー表示で料理の国や地域を確かめながら歩くと見つけやすいです。中野区にはネパールやミャンマー国籍の人も多く住んでいますが、店の数を示す統計ではないので、実際の店は歩いて確かめてください。
混雑を避けて食事をしたい場合はどうすればよいですか
昼どきや夜のピークを外し、開店直後や少し早めの時間を狙うと落ち着いて食事をしやすいです。
コスパ重視で選ぶならどんなジャンルが狙い目ですか
餃子や中華料理の小皿は何品か頼んで分けやすく、少人数の食べ歩きに向いています。カレーはルーとトッピングの組み合わせで量と予算を調整しやすいです。
子連れでも利用しやすい店はありますか
カウンター中心の店より、テーブル席のある広めの店のほうが子連れでは使いやすいと思います。先に電話で座席の形を確かめておくと安心です。
テイクアウトに対応している店は多いですか
テイクアウトに対応する店もあります。持ち帰りの可否や受け取り方は店頭や公式の案内で確かめてください。
歩いて比べる街
中野でB級グルメを探すなら、ジャンルの幅と、ビルの中と通りの両方を歩けることを頭に入れておくと動きやすくなります。歩きながら店構えを見比べて、メニュー表で値段と量を確かめる。それを繰り返すうちに、自分に合う一軒が決まってきます。
アジアの国々の国籍を持つ人が多く住んでいることは、統計の数字に出ています。その街で多国籍な料理の看板を探しながら歩くのは、けっこう楽しい時間だと思います。
出典
- 東京都総務局統計部「外国人人口 令和8年」第1表 区市町村別国籍・地域別外国人人口(上位10か国・地域)(令和8年7月1日現在)(2026年11月3日確認) https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/gaikoku/2026/ga26gv0100.csv
- 消費税法 第63条(e-Gov法令検索、2026年11月3日確認)
- 中野ブロードウェイ公式サイト「中野ブロードウェイってどんなところ?」(1966年開業、地域密着型の店とサブカル志向の店の混在)、「アクセス」(中野駅北口から徒歩5分、駐車場なし)、「フロアマップ」(地下1階から4階まで5フロア)、店舗カテゴリー(飲食・食料品30件)(2026年11月3日確認) https://nakano-broadway.com/
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中央線沿線の駅ごとのグルメ事情を書いた記事です。