西荻窪駅の北口から北へ1.4kmほど、井草八幡宮の向かいの青梅街道沿いに、鰻専門店「うな藤」があります。公式サイトによると1990年の創業です。注文を受けてから焼き始める店で、300gほどある大きな国産の鰻を蒸し上げ、最高1000℃の備長炭で焼いて仕上げるそうです。
そのうな重を2回食べてきました。
- 2回食べたうな重(店内の重箱とお弁当箱タイプ)
- 公式のお品書きで見る竹・松・特上・藤の違いと価格
- 江戸前の焼き方と、予約で頼める関西風
- 予約は電話かネット、注文から1時間ほどかかる
営業時間・定休日・価格は変更されることがあります。来店前に店頭の表示や店の発信で最新の情報を確認してください。

ふっくらと焼き上げられた鰻は美味しかったです。最高に美味しいと感じる一皿でした。


2枚目と3枚目はお弁当箱タイプの器で、3枚目は再訪問のときのものです。3枚目は赤い箱に木の枠がついていて、同じうな重でも器の印象が変わります。
評判
食べログの評価は3.59点、口コミは350件超(2026年9月時点)で、杉並の鰻専門店の中でも人気の高い一軒です。Rettyなどほかのサイトの口コミもあわせて読むと、味、接客、混雑、値段について似た傾向が見えてきます。
味の評判
鰻の身は「厚みがあってふわふわ」「ふわとろ」という声が目立ち、脂の乗りをほめる口コミが多めです。蒸してから焼く関東風ならではの柔らかさを挙げる人が多く、「絶妙な脂のりと驚くほどの柔らかさ」という趣旨の声もありました。
タレは出汁の効いた上品な味という評価が多く、炭火の香ばしさを挙げる声もあります。一方で「薄味なので濃い味が好きな人には物足りないかも」「タレがしゃばしゃばに感じた」という口コミもあって、味の濃さの好みで受け止めが分かれるところです。脂が控えめで食べやすい、あっさりした後味、という声も複数見られました。
口コミには「天然うなぎ」と書くものもありますが、店の公式サイトの説明は「国産の特選鰻」で、天然とは書かれていません。ご飯は硬めに炊かれている点にふれる口コミがあり、タレとの相性をほめる声が見られました。
接客の評判
「親切」「丁寧」という評価が多く、明るい対応をほめる声が目立ちます。予約のときに来店時間を聞いて、その時間に合わせて調理を進めてくれるという口コミが複数あり、出すタイミングへの気配りが評価されています。車椅子の客への対応が丁寧だったという声もありました。
混雑と待ち時間の評判
注文を受けてから焼き始める店なので、予約なしで行くと40〜50分ほど待ったという口コミが複数あります。電話で予約しておくと15分ほどで済んだという声もあり、予約の有無で待ち時間に大きな差が出るようです。予約客を先に案内するぶん、当日ふらっと行くと満席で待たされることが多いという口コミもあって、確実に食べたい日は予約が勧められています。
値段の評判
ランチは3,000円前後、ディナーは5,000〜7,000円ほどの予算という口コミが多く、「やや高めだが味を考えれば納得」という評価が目立ちます。うな重のグレードが複数あるので予算で選べる点をほめる声もありました。特別な日の食事として受け止める口コミが多い一方で、「値段が高くない」「思ったより手頃だった」という声もあり、グレードによっては手が届きやすいと感じる人もいるようです。
店内と客層の評判
店内は「薄暗く落ち着いた」「こぢんまりとしてきれい」という表現が多く、掘りごたつの個室や半個室をほめる声があります。客層は家族連れ、デート、お祝いの会食など幅広く、高齢の客も多いという声があり、記念日や特別な会食に選ばれる店という位置づけです。提供の早さをほめる口コミもあり、予約していれば待たずに食事に入れる点がリピーターに支持されているようです。掘りごたつの座敷や小部屋があるので、子ども連れでも比較的使いやすいという声もありました。
口コミ全体から見えること
食べログ、Retty、フォートラベルなど複数のサイトを横断して読むと、「あっさりした味わい」と「予約すればスムーズ」の二点が高評価の中心です。焼き上がりまで時間がかかる調理そのものは、予約なしだと待ち時間として響くこともありますが、電話で予約しておけば大きな障害にはならないという声が多く、全体としては「名店」という評価でおおむね一致しています。味の濃さやタレの加減は好みが分かれますが、これは蒸してから焼く江戸前の個性そのもので、あっさりした鰻を求める人には特に合う店です。
江戸前で焼くか、関西風で焼くか
鰻の焼き方には、背開きにして素焼きし、蒸してからタレをつけて焼く関東風(江戸前)と、蒸さずに直火で焼く関西風があります。うな藤の基本は江戸前で、公式のお品書きには「300g程ある大きな鰻をとろけるほどに蒸しあげ最高1000℃の備長炭で香ばしく焼き上げた」とあります。口コミに「ふわふわ」「ふわとろ」が多いのも、この蒸しの工程と関係がありそうです。
一方でカリッとした関西風も、予約のときに頼めば焼いてもらえます。数量に限りがあり、来店後20分ほどかかるとのこと。白焼・蒲焼の関西風は7月と8月は受け付けていません。同じ店で焼き方を食べ比べられるのは、鰻好きにはうれしい話です。
どちらにするか迷うなら、初めての日は基本の江戸前、2回目に関西風という順番が分かりやすいと思います。
竹・松・特上・藤は鰻の量で分かれる
うな重のランクは、鰻の質ではなく量の違いです。公式のお品書き(税込)を並べます。どれも肝吸いとお新香が付きます。
| メニュー | 鰻の量 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| うな重 竹 | 半尾 | 3,030円 |
| うな重 松 | 3/4尾 | 4,630円 |
| うな重 特上 | 1尾 | 5,960円 |
| うな重 藤 | 1.5尾 | 8,820円 |
| 紅白重 特上/藤(数量限定) | 白焼と蒲焼 | 6,290円/9,150円 |
| 鰻白湯・塩ひつまぶし(数量限定) | 竹 半尾、松 3/4尾、特上 1尾 | 3,366円、4,961円、6,292円 |
| お子様うなきじ重 | - | 1,650円(お吸い物・おもちゃ付き) |
竹は公式に「お年寄りやあまり食べられない方におすすめ」とあります。半尾で3,030円なので、初めての日はこれで十分という考え方もあります。しっかり食べたい日は特上の1尾が分かりやすい選択です。
店の名物とされるのが、鰻の骨などから丸2日かけてとった合わせだしを使う「鰻白湯・塩ひつまぶし」で、スープがなくなり次第終了、7月と8月は受け付けていません。紅白重とお子様うなきじ重は、繁忙期には頼めないことがあります。
店内と行き方
公式サイトによると、店内は30人弱が入る広さで、1人でも座りやすいカウンター席、少人数から団体まで使える半個室のテーブル席、最大14名までの掘りごたつ式のお座敷があります。子ども用の椅子や乳児用のベッド、オムツ替え台もあり、子ども連れも歓迎とのことです。
店は青梅街道沿いで、井草八幡宮の向かい。西荻窪駅の北口からは約1.4kmで、歩いて20分ほどです(地図の経路で計測したもので、公式に記載はありません)。駐車場は店から20mほどの場所に3台分あり(公式サイトの案内)、車でも行きやすい店です。歩くと少し距離があるので、暑い時期や雨の日は車かタクシーのほうが楽だと思います。
予約の前に知っておきたいこと
予約は必要ですか。
公式サイトでは電話かネットで予約を受け付けています。注文を受けてから作り始めるため1時間ほどかかるとされ、早めの注文が勧められています。電話がつながりやすいのは9時30分〜11時、16時30分〜17時、20時〜21時と案内されています。
価格帯はどれくらいですか。
公式のお品書きでは、うな重は竹(半尾)3,030円、松(3/4尾)4,630円、特上(1尾)5,960円、藤(1.5尾)8,820円です(税込)。
テイクアウトはできますか。
公式サイトにお持ち帰りのページ(https://www.unafuji.com/togo/)があり、うな重弁当は竹2,980円から藤8,660円まで載っています(税込、確認日2026-11-03)。繁忙期に受けられない品もあるので、そのページで確かめてください。
子ども連れでも利用できますか。
公式サイトでは子ども連れも歓迎とされ、お子様うなきじ重(1,650円)、子ども用の椅子、乳児用のベッド、オムツ替え台が用意されています。予約のときに伝えておくと安心です。
最寄り駅からの行き方は。
西荻窪駅の北口から北へ約1.4km、歩いて20分ほどです(地図の経路で計測したもので、公式に記載はありません)。店は井草八幡宮の向かい、青梅街道沿いにあります。
駐車場はありますか。
公式サイトの案内では、店から20mほどの場所に3台分の駐車スペースがあります。車での来店もしやすい店です。
支払い方法は何がありますか。
店の公式サイトには支払い方法の記載がありません。カードやコード決済を使いたい場合は、予約の電話で確かめておくと安心です。
混雑する時間帯はありますか。
注文を受けてから焼き始める店なので、ランチもディナーも人気の時間帯は待ち時間が出やすい傾向があります。余裕を持って予約や来店をするのがおすすめです。
うな藤ならではの味の特徴はありますか。
公式サイトでは、300gほどの大きな国産の鰻をとろけるほどに蒸し上げ、最高1000℃の備長炭で香ばしく焼く江戸前と説明されています。予約すれば蒸さずに焼く関西風も頼めます(数量限定)。
店の案内
- 店名: うな藤
- 場所: 青梅街道沿い、井草八幡宮の向かい(番地は公式サイトの店舗案内で確認できます)
- 電話: 03-3397-9174(つながりやすい時間 9:30〜11:00、16:30〜17:00、20:00〜21:00)
- 営業時間: 11:00〜14:00(L.O.13:00)、17:00〜21:00(L.O.20:00)
- 定休日: 水曜日・第3木曜日(臨時休業あり、月ごとの営業日は公式サイトのお知らせで案内)
- アクセス: 西荻窪駅北口から約1.4km、徒歩20分ほど(地図の経路で計測、公式に記載なし)
- 駐車場: 店から20mほどの場所に3台分(公式サイト)
- 予約: 電話またはネット(注文から1時間ほどかかる)
井草八幡宮の向かい、青梅街道沿いにある「うな藤」は、注文を受けてから焼き始める昔ながらの鰻専門店です。国産の大きな鰻を蒸してから備長炭で焼く江戸前の、ふっくらとした焼き上がりが魅力で、実際に食べたうな重もふっくらと焼き上げられていて美味しく、最高に美味しいと感じる一皿でした。うな重のグレードが複数あるので予算や好みで選びやすく、公式サイトにはお持ち帰りのページもあります。次に行くなら関西風を予約して、江戸前と食べ比べるのがよさそうです。
西荻窪の店を一度に見るなら西荻窪のグルメ10選もどうぞ。ジャンルと営業時間で比べられます。
産地や価格帯、関東風・関西風の違いなど、うなぎ店選びの基礎知識はうなぎの店の選び方に書いてあります。
出典
- 創業年、注文から1時間ほどかかること、電話のつながりやすい時間: うな藤 公式サイト https://www.unafuji.com/ (確認日2026-11-03)
- 営業時間・定休日・電話・店内の席・子ども向けの設備・駐車場: うな藤 公式サイト 店舗案内 https://www.unafuji.com/shop/ (確認日2026-11-03)
- うな重・紅白重・鰻白湯・塩ひつまぶし・お子様うなきじ重の価格、関西風の条件、竹の案内: うな藤 公式サイト お品書き https://www.unafuji.com/foods/ (確認日2026-11-03)
- お持ち帰りの品と価格: うな藤 公式サイト https://www.unafuji.com/togo/ (確認日2026-11-03)
- 西荻窪駅からの距離と徒歩時間: 地図の経路で計測(公式サイトに記載なし)
- 口コミの傾向と点数: 食べログ、Retty、フォートラベル(2026年9月時点)
写真は実際に注文したときのものです。支払い方法は公式サイトに記載がありません。
西荻窪のほかのお店
西荻窪駅の周辺で取り上げているお店です。ジャンルの違う店が徒歩圏に集まっているのがこの街の特徴です。
- 川勢(西荻窪の老舗うなぎ店、串焼きとうな丼)
- 天下寿司 西荻窪店(回転寿司)
- それいゆ(1965年創業の純喫茶、チョコレートバナナパフェ)
- 西荻RISE(自家製パスタバル)
- 田毎のおでん
- 星の浜食堂の唐揚げ定食(沖縄料理)
- やきとり戎 西荻窪南口店
- 越後鶴屋(和菓子)
- はつね(老舗ラーメン店)
- Tea&Cake Grace(紅茶専門カフェ)
- 五鉄(焼肉)
- 日高屋 西荻窪南口店のニラレバ炒め定食
- パーラータコスタコス(タコス専門店)
営業時間や価格は変わることがあります。来店前に店頭の表示や店の発信で最新の情報を確認してください。