西荻窪

はつね 西荻窪|昭和36年創業、澄んだタンメンが名物の老舗ラーメン店

透き通ったスープに野菜がたっぷり。西荻窪駅南口のすぐそば、カウンターだけの小さな店「はつね」の看板はタンメンです。散歩の達人のウェブ版「さんたつ」では昭和36年(1961年)創業と紹介され、食べログの「ラーメン百名店2025」にも選ばれています。

店の公式サイトやSNSは見当たらないので、営業時間や値段は店頭で確かめるしかない店です。それでも行列ができる理由が、品書きと口コミから見えてきます。

品書きと行列のこと

  • 品書きはタンメン、ワンタンメン、もやしそば、焼豚をのせた品など
  • カウンター5〜6席の小さな店で、2代目が切り盛りしていると紹介される(媒体で席数が少し違う)
  • 看板はなく、目印は紺色の暖簾(食べログの掲載)
  • 営業時間と定休日は店頭の掲示で確かめる

営業時間・定休日・価格は変更されることがあります。来店前に店頭の表示や店の発信で最新の情報を確認してください。

住所と行き方

  • 店名:はつね
  • ジャンル:ラーメン・タンメン
  • 住所:東京都杉並区西荻南3-11-9(さんたつ、食べログの掲載、確認日2026-11-03)
  • アクセス:JR中央線・西荻窪駅南口から徒歩1分。看板はなく、目印は紺色の暖簾(食べログの掲載)
  • 営業時間・定休日:店の公式サイトやSNSが見当たらないので、店頭の掲示で確かめてください
  • 支払い方法:カード、電子マネー、QRコード決済は不可(食べログの掲載)
  • 予約:不可(食べログの掲載)

タンメンを中心にした品書き

看板は澄んだスープの「タンメン」。野菜の甘みを生かしたあっさりした味で知られています。

はつねのタンメン普通盛り。澄んだスープに野菜がのる
タンメン普通盛り

タンメンの普通盛りです。澄んだスープの上に野菜がのっています。

値段はグルメサイトの価格帯で「999円以下」とされることが多いものの、店の発信では見られないので、店頭の表示で確かめてください。

品書きはラーメン、タンメンのほか、ワンタンメン、もやしそば、焼豚をのせた焼豚ラーメンと焼豚ワンタンメンなど。どれも中華そばとタンメン系の品でまとまっています。

はつねのもやしそば
もやしそば

こちらはもやしそば。茶色いスープの上を、もやしが覆っています。

ワンタンは注文を受けてから一つずつ包むスタイルが紹介されていて、手作業の仕込みの丁寧さもこの店の特徴として挙がります。追加の焼豚をのせられること、麺の大盛りがあることも口コミで触れられています。

はつねのチャーシューワンタン麺大盛り
チャーシューワンタン麺大盛り

チャーシューワンタン麺の大盛りです。大きなチャーシューが丼の上を覆うようにのっています。

店について紹介されていること

  • 創業は「さんたつ」で昭和36年(1961年)、食べログのオープン日も1961年(店の発表は見当たらない)
  • 店内はカウンターのみの小さな造り(「さんたつ」は5席、食べログは6席)
  • 食べログ「ラーメン百名店2025」選出店
  • 2代目店主が切り盛りしていて、もとは和食の料理人だったと「さんたつ」が紹介している

タンメンという麺料理

タンメンは中国から伝わった「湯麺(タンミェン)」が語源とされる麺料理で、日本では横浜が発祥という説がよく知られています。「湯」はスープ、「麺」は小麦粉の麺類全般を指すので、もともとは「スープのある麺料理」全般を指す言葉だったといわれます。戦後、中国大陸からの引揚者が伝えた品をもとに日本人の味覚に合わせて改良が重ねられ、独自のジャンルとして定着していったという説明が一般的です。

醤油ラーメンとの大きな違いは、主役が炒めた野菜であること。白菜やもやし、にんじんなどを食感を残して炒め、鶏や豚をベースにした澄んだ塩味のスープと合わせるのが基本の形とされます。野菜から出る甘みがスープに溶けて、あっさりしながらコクのある味になる。はつねのタンメンは、この基本形をそのまま体現した一杯として紹介されることが多い品です。

関東では中華料理店やラーメン店の定番として定着している一方、地域によって浸透度に差があるジャンルでもあります。

老舗のラーメン店を選ぶときに見るところ

創業から数十年を経た店を選ぶとき、味の好み以外にも見ておきたいことがいくつかあります。

営業時間と定休日は、老舗の個人店ほど変則的です。昼だけだったり、平日と週末で違ったり、材料がなくなれば終わったり。看板メニューが一品に絞られているかどうかも目安になります。長年一つの品を磨いてきた店かどうかは、完成度を見る目安の一つになると思います。口コミやランキングの評価が長く安定しているかどうか、それに席数と店構えの規模も見ておきたいところです。カウンター中心の小さな店は回転が早い反面、混む時間には待ち時間が出やすい。

長く続く個人店は常連との関係を大切にしていることが多く、地域に根ざした営業の形そのものが老舗の価値になっている場合もあります。味だけでなく、そういう背景まで含めて見ると、老舗の魅力が分かりやすくなります。

下は、老舗のラーメン店を選ぶときの一般的な視点と、はつねの公開情報を並べたものです。

比較の視点 老舗ラーメン店に多い傾向 はつねの場合
看板メニュー 創業以来の一品に絞る店が多い タンメンを中心とした専門店
席数 カウンター中心の小さな店が多い カウンター5〜6席と紹介される
支払い 現金のみの店が多い 食べログの掲載では現金のみ
評価の指標 長期的な口コミの積み重ねが評価軸になりやすい 食べログ「ラーメン百名店2025」選出

こうして見ると、はつねは看板をタンメンに絞っている点と、食べログの百名店に選ばれ続けている点で、老舗らしい特徴がはっきりした店です。営業時間だけは媒体によって書き方が違うので、店頭の掲示を頼りにしてください。

口コミに出てくること

食べログの口コミを中心に数十件を読みました。評価は3.77点、口コミは1,872人、保存数は66,356人と6万人を超えています(確認日2026-11-03)。食べログの「ラーメン百名店」には2017年から2025年まで選ばれていることもあり、西荻窪の中でも特に口コミの多い店です。件数が多いぶん、味・接客・混雑のどれについても傾向が安定していて、一時の話題ではなく長く支持されてきたことがうかがえます。

タンメンの評価

看板のタンメンが圧倒的な人気で、澄んだ黄金色の塩スープ、シャキシャキの食感を残した炒め野菜、もちもちの縮れ麺の組み合わせを評価する声が数多くあります。「あっさりしていながらもしっかりとしたコクがある」という趣旨のコメントが繰り返し見られ、あっさりなのに物足りなさがない仕上がりが支持されているようです。

ワンタンメンや焼豚ラーメンも好評で、注文を受けてから一つずつ包むワンタンに触れる口コミもありました。一方で塩味がやや強いと感じたという指摘も一部にあり、万人が手放しで絶賛するというより、好みが分かれる部分もある味という印象です。麺の大盛りや追加の焼豚については、細かな気配りとして紹介されています。

野菜の甘みがスープに溶けた味わいを、ほかのタンメン専門店と比べて評価する口コミもあり、タンメンというジャンルの中でも完成度の高い一杯と位置づけられているようです。スープを最後まで飲み干したという趣旨のコメントも複数あります。焼豚は脂身と赤身のバランスがよいという評価があり、麺・スープ・具のどれかが突出しているというより、全体のバランスが評価されている印象です。

店主の仕事ぶり

2代目店主が目の前で一杯ずつ調理し、味見をしてから出すという趣旨のコメントが複数あり、職人気質な仕事ぶりを評価する声が目立ちます。接客は丁寧である一方、愛想のよさを前に出すタイプではなく、淡々と仕事に集中している雰囲気だと紹介されることが多いようです。派手な愛想より一杯への真剣さが伝わる、という受け止め方が多く、提供までに多少時間がかかっても納得できるという声が目立ちます。

行列

常に混んでいて行列ができる人気店という口コミが大半です。カウンター5〜6席の小さな造りで数杯ずつ順番に出すので、後ろに並ぶと小一時間ほど待つこともあるという声もありました。昼どきと土曜日は特に混みやすく、スープがなくなり次第閉店になるため、早めの時間を勧める口コミが見られます。行列を承知で通う常連が多いこともうかがえ、並ぶこと自体を西荻窪での楽しみとして書く口コミもあります。待つことへの抵抗が薄い客層の店、という印象です。

値段

口コミではタンメンが850円前後、ラーメンが750円前後とされ、味や量に対して良心的という評価が目立ちます(2026年9月時点の口コミの記述。今の値段は店頭で)。値段と味のバランスを理由に通っているとうかがえる口コミもあり、行列に並んででも食べたいと思わせる値付けがリピーターの多さにつながっているようです。現金のみという点も、老舗の個人店らしい運営として特に不満なく受け止められています。

店内と客層

カウンターのみ5〜6席という小さな造りで、「ぎゅうぎゅうになりそう」と書かれるほどの狭さも、この店らしさとして紹介されています。調理の様子が目の前で見えることを楽しむ声もありました。客層は一人客と地元の常連が多いとされ、隠れ家のような雰囲気の中で長く愛されてきた店という印象です。

百名店としての位置づけ

食べログの「ラーメン百名店」に複数年連続で選ばれていることに触れる口コミも多く、理由として「奇をてらわないタンメンの完成度」を挙げる声が目立ちます。濃厚な豚骨魚介やつけ麺、二郎系のように個性の強いジャンルが話題になりやすい中で、はつねは昔ながらのタンメン一本で評価を積み重ねてきた店だと紹介されています。派手さのない味だからこそ何度でも食べたくなる、という趣旨のコメントもあり、流行に左右されない安定感が1,800件を超える口コミの多さにつながっているようです。

初めてなら

口コミを踏まえると、初めてなら看板のタンメンを頼むのが定番です。カウンター5〜6席の小さな店なので、混雑を避けたいなら開店直後を狙うとよいという声が多く見られました。現金のみなので小銭や現金の用意を。スープがなくなり次第営業を終えることもあるとされるので、確実に食べたいなら早めの時間が安心です。

口コミが示すもの

1,800件を超える口コミの中でも、評価の軸は一貫して「シンプルなタンメンの完成度」に集まっています。行列や狭さに触れる口コミはあっても、それを補って余りある満足を得ている客が多く、さんたつなどで紹介される昭和36年創業という歴史と、百名店の連続選出という実績が、口コミの積み重ねでも裏づけられている店です。派手な演出や発信をしなくても、一杯ずつ作り続ける姿勢が評判を支えているのだと思います。地元の常連と、百名店を目当てに遠くから来た客が同じカウンターに並ぶという老舗らしい光景も、口コミからうかがえます。数十年変わらない品書きを守っている点も、安心して通える理由として繰り返し触れられています。

並ぶ前に知りたいこと

営業時間は変則的ですか?

店の公式の発信が見当たらないので、営業時間と定休日は店頭の掲示で確かめてください。老舗の小さな店では材料がなくなり次第営業を終えることも珍しくないので、確実に食べたいなら時間に余裕を持って向かうのが安心です。

支払い方法は何がありますか?

食べログの掲載では、カード、電子マネー、QRコード決済は不可です(確認日2026-11-03)。小銭や現金を用意しておくと安心です。

混雑しやすい時間帯はありますか?

複数の口コミサイトで行列ができる人気店として紹介されていて、特に平日の昼どきと土曜日は混みやすいようです。カウンター5〜6席の小さな店なので、時間に余裕を持って行ってください。

テイクアウトはできますか?

公開情報の中にテイクアウト対応を明記したものは見当たりません。老舗の小さなラーメン店は店内飲食だけの場合も多いので、利用したいなら店に直接聞くのが確実です。

予約はできますか?

食べログの掲載では予約不可です(確認日2026-11-03)。当日に行って先着順と考えておいてください。

一人でも入りやすい雰囲気ですか?

カウンター中心の造りで、一人客も入りやすい店構えとして紹介されることが多いです。席が5〜6席と限られているので、混む時間を避けるとゆっくり味わえます。

店の公式サイトやSNSはありますか?

2026年11月3日に探した範囲では見当たりません。散歩の達人のウェブ版「さんたつ」などの媒体で紹介されていますが、営業時間などは店に直接確かめるのが確実です。

一杯に絞った店

西荻窪駅南口からすぐの場所で、昭和から続くと紹介される製法と味を守っている「はつね」。2代目店主が切り盛りし、口コミを通じて評判が広がってきた店です。看板のタンメンを中心にした品書き、現金のみの支払いと、老舗の個人店らしい営業の形を保ちながら、食べログ「ラーメン百名店2025」という形で公開情報の上でも評価を集めています。

西荻窪のほかの店は西荻窪のグルメ10選に、ジャンルの違う10軒を並べています。

出典

  • 評価3.77点、口コミ1,872人、保存数66,356人、ラーメン百名店の選出(2017〜2025年)、住所、南口徒歩1分、紺色の暖簾、6席、オープン日1961年、予約、支払い:食べログ「はつね」 https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131907/13000717/ (確認日2026-11-03)
  • 口コミの傾向、タンメン850円前後・ラーメン750円前後の記述:食べログ「はつね」(2026年9月時点)
  • 創業年(昭和36年)、カウンター5席、もと和食の料理人の2代目店主、住所:散歩の達人ウェブ版「さんたつ」「西荻窪『中華そば はつね』で、和食の細やかさが光る極上タンメンに出合う」 https://san-tatsu.jp/collects/66738/ (更新日2020年12月5日、確認日2026-11-03)。店の発表ではありません
  • 価格帯「999円以下」:グルメサイトの店舗情報(確認日2026-10-04)
  • 公式サイト・SNS:2026年11月3日に探した範囲では見当たらず。営業時間・定休日は店頭の掲示で確かめてください

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西荻窪駅の周辺で取り上げている店です。行列が長い日の逃げ道にもなります。

営業時間や価格は変わることがあります。来店前に店頭の表示や店の発信で最新の情報を確認してください。

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